10/1
最近ニュースでも話題に上るようになった、ピスト。
本当にここ2,3年で急激に増えた気がする。
やっぱり量が増えれば問題も表面化しやすいわけで…
まあ、こういうノーブレーキピストはどんどん取り締まればいいと思う。
ただ、これによって「競技用自転車」というくくりで悪者として見られるのは、ちょっと困る。
まず、競技用自転車というのは、大きくわけて次の3つ。
①ロードバイク
②ピストバイク
③マウンテンバイク
①のロードバイクは名前のとおり公道を走るためのもの。平坦もあれば、山岳もあるので、多段変速機がついているし、ブレーキもついている。
②のピストバイクはロードバイクと形は似ているものの、目的と場所が違う。ピストはトラック(競技場)てしか走らない。だからブレーキが要らない。速度もほぼ一定なので変速もない。
それを何を勘違いしてか、ブレーキがついていないのでシンプル、変速機がついていないのでシンプル、道を究めた形がピストなのだという輩がいる。
いや、確かに人間の脚力と回転力だけで進むピストは無駄をそぎ落とした究極の自転車かもしれない。でも、ブレーキがついていないのは競技場で走るから。
競輪選手でも公道を走るときはブレーキをつけている。
プロでもブレーキをつけるのに、トレーニングをしたこともないド素人がブレーキなしで止まれるわけがないだろう。
手段と目的を勘違いしている。
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