Friday 11 March 2011

catastrophe

3/11
この日は一生忘れないだろうから、書き残しておく。
未来の自分へ、未来の人たちへ。

朝、いつも通り5時に起きて、練習をしたと思う。
土日は暖かいとの予想が出ているので、きっといっぱい走れると思い、軽めの練習とした。
固定ローラーで30分ぐらい。

出勤。
そろそろ人事異動の時期なので、3年目の自分は周りの整理をしていた。
班のイベントも今年度はほとんど終わり、やっと落ち着いた。


午前中ふつうに仕事をし、昼食を食べ、オフィスに戻る。
途中、14時20分ごろATMにお金をおろしに行く。
というのも、夜は同僚と2人で食事をする予定をいれていたから。
こんなことしてるから、こうなっちゃうんですね。


そして運命の1446。
最初、オフィス内に緊急地震速報が鳴り響く。

「え、地震来るの???」

でも、心の中ではあって震度6弱ぐらいだろうと思っていた。

初期微動が始まる。
違う。
これは絶対いつもと違う。
直感でわかった。

下から突き上げるような細かい振動。
かたかたと言い出す、周りのもの。
同僚もこれは違うと感じ始めだす。

そして横揺れ。
床をすべて物が滑っているような、今までに無い感覚。
しかし、自分はまったく怖いと感じなかった。


ただ怖かったのは、




これからいったいどうなってしまうのか。




そっちのほうが怖かった。
もうもとの生活には戻れないと、揺れながら確信した。

結局揺れは4分ほど続いたらしい。

オフィスはめちゃくちゃなので、とりあえず歩けるように片付ける。
このときは地震の被害だけで、犠牲者は数百人だろうと考えていた。



自分は災害時の救援物資担当なので、関係書類を用意し、準備に入る。
すると災害対策本部で会議とのこと。
いくと、大混乱。みな、未曾有の事態に対応できていない。

そしてテレビを見ると、壊滅的な沿岸部の様子。
爆発するコンビナート。
これで、ただの地震ではないことを確信。

いったん時間をもらい、帰宅。
すると、父親が玄関にいた。自宅はまったくといっていいほど被害が無く、本が落ちたぐらいで、棚のものも落ちていなかった。
不思議だ。。。
電気は使えないが、水道は出る。

安全を確認して、職場に戻る。



そしてここからは30時間ぶっ続けで災害救援物資の調整となった。。。。

2 comments:

Milk said...

大自然の力は本当に怖いものだ。
人間はいくら強くなっても、勝てない。
毎日は感謝な気持ちで、後悔させない日々を過ごしたい。

Youngman said...

感謝が必要だよね。