Tuesday 19 July 2011

Challenge de Wuling 2011 -Research 1-

7/18
今日は一日中眠くて、体がだるくて、練習どころではなかった。


台湾旅行が2週間を切ってきたので、予習を。
今回は台湾の公道最高地点である「武嶺」について。

武嶺は台湾の地理的中心といわれる埔里から台14線、台14甲線、台8線を通って太魯閣までの途中にある、台湾公道最高地点、3275mにある峠。
もともとは原住民の生活道路(蕃路)だったが、1914年に台湾総督の佐久間左馬太の指示により整備された。これは太魯閣の原住民制圧のため。
実際、佐久間はこの峠を通り太魯閣の原住民を制圧、その際にこの峠を「佐久間峠」と名づけた。

武嶺-wikipedia-

というわけで、カルタゴの将軍ハンニバルがアルプスを越えたときのように、軍事目的で作られた道路なんですね。
いまや観光道路ですけど、そういう歴史もあるんですね…

あ、太魯閣はきれいですよ。台湾も国際的に認められて世界遺産登録できるようになったら、自然遺産に間違いなく登録されるでしょう。


さて、そんな武嶺ですが、登り方は3通りあって、
① 埔里から台14甲線を登る(西側ルート)
② 太魯閣から台8線を登る(東側ルート)
③ 宜蘭から台7甲線を登る(北側ルート)
があります。

コースプロファイルは次の通り。

コース距離標高差平均勾配
埔里~武嶺53.4km2825m5.3%
新城~武嶺90.5km3275m3.6%
宜蘭(牛鬥)~武嶺122.5km3089m2.5%

まあ、平均勾配はたいしたこと無いですよね…でも、武嶺に近づくにつれて勾配はきつく10%以上の場合も。高度2500m以上でその勾配はかなりきついと思います。
いずれのコースも平坦または下りも入っているので、平均勾配だけで判断するのは危険です。

さらに、補給の問題もあります。
埔里からの路線は標高2500m付近までコンビニなどがありますが、ほかの2つは補給がかなり難しい。
イベントなどで参加するのはいいかもしれないけど、一人で行くのは危険かも。
それか、補給をいっぱい持っていくこと。

そういうことで、今回は無難な埔里~武嶺ルートを選択。
太魯閣までは下ることとします。


自転車ルート 1114005 - powered by Bikemap 

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