Thursday 2 November 2023

Twin Lighthouse Challenge 2023 part1

2023年11月4日(土曜)に台湾の「一日雙塔」に参加してきた。
TWBが開催しているものとTBAが開催しているものがあり、それぞれ2週間離れている。
私が参加したのはTWBのほうだが、内容はさして変わらない。

もともとは、4年前に台湾一周した時に出会った友人が申し込んでくれたものだ。去年彼が一日北高という台北から高雄まで一日で360km走るイベントで良い成績をおさめたので、次は一日雙塔だ!とFacebookで言っていたのを安請け合いして「俺も来年行くぞ」と言ったら本当に申し込まれていた笑


そんなこんなで、1年前から決まっていたイベントではあったが、思うように練習はできていなかった。一方でサイクリングイベントだからゆっくり走る分には問題ないだろうと高を括っていた自分もいた。
結果的には半分正解で半分間違いだった。


この一日雙塔は、台湾の最北端の灯台がある富貴角(ふーぐうぇいじゃお)から最南端の灯台がある墾丁(けんでぃん)まで520㎞(正確には510㎞)を制限時間30時間で走るイベントである。一日でタワーが二つなので一日雙塔という。
台湾を半周することになるのだが、台湾一周はもともと大きな登りはなく、特に西側はほとんど平坦である。なので難易度からすればそれほど高くないといえる。

下調べしたところだと、早い人で16時間程度、完走率は7割ぐらいで日をまたいでも走って完走する人もいるらしい。今回は友人たちとグループで参加している都合もあり、自分のペースでということにもいかないだろう。ゆっくり走ったからと言って楽かというと、サドルの上に乗る時間が増えるのでできるだけ早くゴールしたい。20時間ならいけるだろうと思ったが、いろいろな落とし穴があった。


イベントは11月4日(土曜)の0時スタートである。そのため前日入りしたら遅いので、前々日の2日に台湾入りすることにした。
航空会社はスターラックス航空で、3か月ぐらい前に予約したので仙台から往復7万円ぐらいだった。みんなが気になるのは飛行機で自転車持っていけるの?ということだが、スターラックス航空に関しては何の問題もなかった。

ここからはホームページからの引用も含むが、自転車の持ち込みは
受諾手荷物許容量に含まれているため、個数の制限か重量、サイズの制限による。

個数制限
個数超過手荷物料金」に従い、超過手荷物料金を払う。
重量制限
重量超過手荷物料金」に従い、超過手荷物料金を払う。
サイズ制限
自転車の場合は、3辺の合計が292cm(115インチ)以下の場合に限り、サイズ超過料金はかからない。

私が使ったシーコン エアロコンフォートだと100㎝×100㎝×50㎝ぐらいだったので、サイズ制限は全く問題なく、重量も本体8㎏+自転車その他付属品8㎏ぐらいでだいたい16㎏だった。
ホームページには「規定のサイズを超えるスポーツ用具をお預けになる場合は、出発予定時刻の24時間前(1営業日)までにスターラックス航空カスタマーサービスセンターまでご連絡ください。」とあるが、サイズ超過にかかわらず事前に申請したほうが、預ける時も現地で受け取るときもスムーズだと思う。

リンク切れやルール改定もあると思うので、最新の情報は下記リンクから確認してほしい。
特殊な手荷物(スターラックス航空)

ちなみに、過去に国内外合わせて10回以上飛行機輪行しているが、適切に梱包していれば基本的には問題ないと思う(フランスでシーコンが横倒しに積まれて持ってこられた時もあったが…)。

仙台空港は17時20分発のフライトなので余裕をみて1時間半前につくように、仙台空港アクセス線に乗車するつもりだった。思ったより早く着いたので1本早い電車に乗ろうと思ったがとても大きな輪行袋を持ち込むほどのスペースはなかったので、見送ってもともと乗る電車に乗ることにした。
ちなみに、仙台駅まではオーストリッチの軽量輪行袋に入れてたくしーで行き、仙台駅に着いてからシーコンに移し替えている。移し替えの時間はなれれば10分かからない。

事前の申請もあり預け入れは非常にスムーズで、何の問題もなかった。が、後でわかったことだが、シーコンの袋内部のベルトと擦れてSRMのスピードセンサーが破損してしまった。もとから最近はスピードが表示されなかったのでいいのだが…

3時間ちょっとのフライトで台北につく。予定より早い20時着だったが、この時間帯はイミグレーションが非常に混んでおり、30分からかかるときは1時間は見たほうがよいと思う。常客証があれば一瞬で通過できるのだが、1か月ほど前に期限が切れてしまっていた。

バゲージクレーム付近で待っていたが、自転車は出てこなかった。たいていはその付近にいれば係員が持ってくるのだがしばらく待っても来ない。ふと看板を見ると大きい荷物などは航空会社のカウンターに行くこと、となっているので、向かって右側にあるスターラックス航空のカウンターに行くと一瞬で解決した。パスポートで確認され、しばらくするとバックヤードから持ってきていただいた。そのあと、税関による開封検査が一応あり、問題なく入国することができた。


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