Sunday 12 August 2012

Le petit Tour de France 2012 -Day 4-

今日は5時起床。
イシヅカさんはまだ寝ているので(本当は6時起床の予定だった)、洗面所にいったり迷惑にならないように、荷物の整理。
というのも、ブール=ドワザンも今日で最後。
そのため、荷物を持っていかないといけない。

朝食後、荷物整理でいつもより時間をとり、ラルプ・デュエズに出発。
とはいえ、宿からは目と鼻の先なのだけれど。


ちょっとだけ遠回りしてラルプデュエズに突入。
しかし、あれっ???と思ってしまうほど上り口は存在感がない。


そしていきなりの10%。
体が興奮していてきつく感じない。ま、それほどパワーも出ていない(200-220W)からだけど、勾配のきつさを感じない。
昨日あれだけ走ったのに、疲れを感じさせない。

これがラルプ・デュエズか…

いや、昨日食べたヤギチーズのせいか…



ギアは自分としては39-27で事足りた。朝早かったせいか、追い抜きはするものの、追い抜かれはしなかった。
3kmほどすぎると勾配は7-8%に。
しかし、怖いほどに調子がよい。
それでも、きついので景色を見る暇がない。
まさに、「面白苦しい」。




このとき、自分の自転車の原点に戻った気がした。





一心不乱に踏んで、ラルプデュエズゴール(ツールのゴールはもう少し先)まで1h02m。
本当に登っているときのことは覚えていない。
それぐらい集中していた。

カフェで休憩後、下り。
下りはゆっくりと下って写真を撮りながら。
とにかく、壁に張り付いているという感じ。
何でもいいから、みんな自転車もってラルプ・デュエズに行って登ってください!
自分ではこの感動を伝えられない。


日本でも、「○○○のラルプ・デュエズ」という表現を聞く。
しかし、そういった形容は無意味である。
本物の存在感は圧倒的で、勾配や距離云々の話ではない。
畏敬すべき存在、といったほうがいい。


下山後、ホテルで荷物を回収し、グルノーブルへ。
おととい来た道を下っていく。
登っているときはゆるい登りだと思っていたが、若干の追い風もあるのか、下りでは50km/hもざらに出る、高速コースだった。
 途中、ノーヘルメットだけど早そうなフランス人に先導してもらう。
予定より早くグルノーブル着。


まずはTERでヴァランスまで。
この電車は自転車をそのまま載せられるものだった。
車中はフランス人美少女の向かいで。

一時間弱でヴァランスに着き、そこからTGVに乗り換えてモンペリエまで。
TVGには自転車はそのまま乗せられないので。輪行袋に入れ替え。

しかし、フランスの電車、どこが何号車かがまったく分からない。電車が着てみないと分からない。
しかし、こちらは自転車を担いでいるので、そうそうホームを移動できない。
出発の時間が迫ってきたので、適当に乗る。


すると、そこは1等車だった…


しょうがないので荷物はそこに置き、2等車へ車掌に教えてもらいながら移動。
しかし、買った席にはなぜか先客…
フランス人は指定席でも空いていると座る、という話を聞いていたのでここは私ので席ですよ、というと、あんたの席はここじゃないといわれた…
さすがにそこまで言われると食い下がれず、むなしくデッキで立つことに。
どうも、出発直前に切符をかったからダブルブッキングぽいな…



モンペリエに着き、ホテルにチェックイン。
ちょっと南の、地中海の雰囲気がする。
人の様子も違う。


そういえば、おもったより古い建物が残っている。
逆にブールドワザンでは見なかった気が…

街をぶらぶらして、カフェで食事。
料理が出るのに時間がかかったけど、気にしない。
美味しいし。


ホテルはこの旅行で一番きれいだったかもしれない「Royal Hotel」。

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